1週間のNY近郊の
マンハッタン区のセントラルパークに先月27日、珍しいシロフクロウが訪れ、ベテランのバードウォッチャーや市民を喜ばせた。同日付ゴッサミストが伝えた。
同公園の北部にあるフェンスで囲まれた野球場で同日午前9時ごろ、若いシロフクロウが目撃され、その姿を一目見ようと、100人近くの人が集まった。
この鳥は北極圏のツンドラに生息しているが、冬の間に南下することで知られている。通常は空港や海岸など、生息地に似た場所で狩りや休息のために留まるという。
「マンハッタン・バード・アラート」のデビッド・バレッド氏は、「このシロフクロウは野球場のフィールドをビーチの砂と間違えた」と見ていると述べ、「普通はマンハッタンの真上を通り過ぎる傾向がある。これは歴史的な出来事」と語った。
野鳥保護団体「ニューヨーク・シティー・オーデュボン」のケリー・ローゼンハイム氏によると、シロフクロウはエサが見つかり邪魔が入らなければ、2月または3月まで留まる可能性があるという。