レストランに放火経営者の男を逮捕 <クイーンズ>

FDNYは24日、クイーンズ区アストリアにあるレストランの経営者を、昨年8月4日夜に自身の店に放火した容疑で逮捕したと発表。消息筋によると、新型コロナ感染拡大の影響による財政難から放火した可能性が高いという。25日付ニューヨークポストが伝えた。

公開された映像には、男がはしごを登り、レストランの天井に火を付け、さらに、テーブルや椅子の上にも可燃性の液体を注ぎ、放火後に逃走。ガス臭いと通報を受け、FDNYが現場に到着した時には、すでに作動したスプリンクラーが消火。消防隊員にも一般市民にもけがはなかった。

消防保安官は不審火とみなし、FDNYと連邦政府のアルコール・タバコ・火器および爆発物取締局が共同で捜査し、逮捕に至った。州東部地区の連邦検事局が起訴手続きを行い、有罪判決を受けた場合、連邦刑務所で5〜20年の懲役となる可能性がある。

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