1週間のNY近郊の
先月、新型コロナ対策規制に違反して保安官代理と衝突し、複数の重罪で告発されていたスタテンアイランドの飲食店経営者に対して、同地区の大陪審は今月22日、軽犯罪のみに対する起訴を決定した。同日付NBCニューヨークが伝えた。
同区グラントシティーのバー「マックス・パブリックハウス」の共同経営者であるダニエル・プレスティ被告は、ニューヨーク州・市の新型コロナ対策規制に再度違反してきた。
同被告は、昨年12月6日、逮捕を免れようとして自分が運転する車を保安官代理に衝突させ、さらに保安官代理が車のボンネットにしがみついた状態で、運転を続けたとされる。保安官代理は両足を骨折し、いまだに療養中。同被告は、無認可の酒類販売などで起訴された。
同店は昨年11月、新型コロナ感染対策規制に違反し、営業停止となった。だが同店前の路上を、「自治区」と宣言して営業を続けたことで、ロックダウンを巡る争点となっていた。