1週間のNY近郊の
ブルックリン区ブラウンズビルの市営高齢者用団地で6年ほど前から連続殺人を行ってきたとみられる男が警察に逮捕された。22日付PIX11が伝えた。
ケビン・ギャビン容疑者(66)は2015年から今年1月にかけて、78〜83歳の高齢女性3人を殺害したとされる。
容疑者は犠牲者らが住んでいた団地「ウッドソンハウス」に居住し、他の住人のために有料で使い走りを行っており、その報酬をめぐり犠牲者を殺害したと警察はみている。
最近の犠牲者は今月15日、自宅アパート内で電話コードを首に巻き付けられて死亡していたファニータ・カバレロ(78)さん。19年と15年にもそれぞれ、高齢女性が不審な負傷を負い、自宅で死亡しているのが発見された。
被害者の遺族らは同団地に対して、警備人員の強化や監視カメラの追加などの安全対策が行われていないと非難した。
同団地は監視カメラの追加設置を行う予定だったが、新型コロナの影響で予算が減少し、設置されなかったという。