ターミナル再建計画発表 2030年完成予定 <マンハッタン>

ニューヨーク・ニュージャージー港湾局は21日、マンハッタン区ミッドタウンのポート・オーソリティー・バスターミナルの再建計画を発表した。同日付ABC7ニューヨークが伝えた。

1950年に建設されて老朽化した同ターミナルは長年、市内の公共空間の中で最悪の場所の一つと考えられていた。

現ターミナルの営業を停止せず、既存のビルを解体して通勤客用の新ターミナルを建設し、「ミッドタウン・バスターミナル」と改名する計画。さらに、9と10アベニュー間に長距離を含むバス発着のビルを建設して、混雑緩和のため新たな進入ランプを建設し、リンカーントンネルから直接乗り入れを可能にするという。数十億ドルの建設費を要する新ターミナルは、2030年までに完成する見通し。

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