1週間のNY近郊の
ワシントンDCで20日、ジョー・バイデン第46代大統領の就任式が行われ、出演から警備に至るまで、ニューヨーカーたちが活躍した。21日付ニューヨークタイムズが伝えた。
バイデン新大統領とカマラ・ハリス新副大統領が就任宣誓を行う中、ニューヨーク州ヨンカーズ出身の歌手、レディー・ガガが国歌を独唱。その後、ブロンクス区サウンドビューで育ったソニア・ソトマヨール最高裁判事が、ハリス副大統領の宣誓を司式した。
副大統領が着用した紫の衣装は、マンハッタン区ソーホー在住の黒人デザイナー、クリストファー・ジョン・ロジャースのデザインによるもの。さらに、ブロンクス区出身の歌手、ジェニファー・ロペスが「アメリカ・ザ・ビューティフル」を歌い、最後にスペイン語で忠誠の誓いを唱えた。その他、ウェストチェスター郡在住のビル・クリントン元大統領夫妻も就任式に出席した。
6日に起きた米連邦議会議事堂の事件を受け、同就任式の警備には、約200人の市警と、数百人の州兵も派遣された。アンドリュー・クオモ州知事は、オールバニで抗議活動が起きる可能性に備え、欠席した。