1週間のNY近郊の
ブロンクス区でMTAのバスが14日午後11時ごろ、車道から飛び出し、同区を横断するクロスブロンクス・ハイウェーの陸橋からぶら下がる事故が起きた。乗客と運転手らが負傷し、病院に搬送された。15日付CBSニューヨークが伝えた。
FDNYによると、事故が起きたのはユニバーシティーアベニューとクロスブロンクス・ハイウェーが交差する地点で、2両連結のMTAバスBX35が高速道路の陸橋の障壁を飛び出し、約15メートル下の道路に向かってぶら下がった。運転手を含む8人が負傷し、MTAは運転手が乗客の救出に大きく貢献したと発表。翌15日午前6時ごろ、バスはクレーンで回収された。
MTAによると、バスは178ストリートとブロードウェー付近にある停留所に向かう途中で、ランプに向けて左折するはずのところを道路から飛び出した。左折する際に時速5〜6キロに減速するはずが、時速27キロ以上のスピードが出ていたという。運転手は11年間勤続しており、これまで無事故だったという。