女性が腎臓寄付 4人の命救う<ニュージャージー>

ニュージャージー州リンドハーストに住む女性が、生体肝移植で腎臓を寄付して4人の命を救った。14日付ABC7が伝えた。

ジアーナ・グラウさん(24)は9日午前3時、ハッケンサック大学医療センターで手術を受けた。

同病院の発表によると、「空輸されたグラウさんの腎臓は、カリフォルニア州ロサンゼルスの患者に移植された後、フロリダ州タンパ、そして再びロサンゼルスと同州サンフランシスコと、四つの腎臓移植の連鎖が始まった」という。

グラウさんはジャージーシティーの警官だった父親が2016年に亡くなった直後、腎臓の寄付について初めて知り、「父は他人を助けることに人生を捧げました。彼を称え、父から受け継いだものを活かす方法を見つけたかった」と話した。

同病院によると、国立腎臓レジストリ(NKR)と協力した高度なマッチング技術により、全米のドナーチェーンを構築しており、グラウさんはNKRとの提携を通じて腎臓提供を行った最初の患者となった。

               

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