ギャング15人を一斉起訴 縄張り争いなどで77件の容疑 <ブルックリン>

ブルックリン区のエリック・ゴンザレス地方検事は6日、同区のギャング組織「900」のメンバー15人が、縄張り争いをめぐる殺人2件と銃撃9件を含む77件の容疑で起訴されたと発表した。同日付NBCニューヨークが伝えた。

別の4人のメンバーも、殺人共謀や武器の不法所持などの罪で11件の容疑で起訴された。今回起訴された被告の年齢は16〜24歳。有罪となった場合、殺人共謀罪は最長で懲役25年、殺人罪は25年から無期懲役が言い渡される見込みだ。

被告らが所属するとされるギャング団「900」は、同区で活動するギャング複数で構成された包括的な組織。起訴状によると、被告らは2019年4月から20年11月までの間、同区ベッドフォード=スタイベサント地区などでの縄張りを確立するために、殺人や銃撃などの暴力行為に関与した。

被告らはまた、同組織のメンバーが行った暴力行為やギャング間の対立状況についての歌詞を含む音楽ビデオを、動画サイトなどに投稿していたとされる。

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