ファッション界に激震 人身売買の疑いで大物を起訴 <マンハッタン>

ニューヨーク南部地区の連邦検察当局は、カナダのファッション界の大立者であるピーター・ナイガード氏(79)を、長年にわたり数十人の少女や女性を人身売買し、性的暴行を加えたという疑惑の捜査に関連して起訴した。15日付NBCニューヨークが伝えた。

婦人服ブランド、ナイガード・インターナショナルの創立者であるナイガード被告は14日夜、カナダで身柄を拘束されて恐喝やその他の犯罪でも起訴された。

同被告は、若い貧困女性に現金とモデル採用の約束を持ち掛けて、バハマ諸島の別荘に誘い、人身売買と性的暴行を行ったとして今年初め、10人の女性に集団訴訟を起こされた。

FBIとNYPDはこの訴えを受けて2月、マンハッタン区タイムズスクエアにあるナイガード社のニューヨーク事務所を捜索。

原告の数人は、14〜15歳の時に同被告にアルコールまたは薬物を与えられ、性的暴行されたと主張している。この集団訴訟には、57人の女性が参加している。被告は全ての容疑を否認している。

               

バックナンバー

Vol. 1330

新世代グラフィックノベル

ニューヨークの書店で見かけることも多い、大人向けの長編ビジュアルコミック「グラフィックノベル」。その世界の最前線で活動する作家たちの言葉を通して、グラフィックノベルがいま何を問い、どのように読者と向き合っているのかを見つめていきたい。

Vol. 1328

雑誌『ザ・ニューヨーカー』世界

ニューヨーク発の洗練された洒脱な視点で、調査報道から小説や批評、コミックやイラストまで、多彩な記事を掲載する老舗週刊誌『ザ・ニューヨーカー』。昨年は創刊100周年を迎え、その節目を祝う企画やイベントが相次いで開催された。ニューヨーク公共図書館本館では記念展示が行われ(2月21日まで開催中)、それに連動した名物編集者らによる座談会形式のトークショーが9月に実施。さらに先月には編集部の舞台裏に密着したドキュメンタリー番組がネットフリックスで配信されるなど、同誌は改めて世界中から大きな注目を集めている。本特集ではその歴史と編集哲学に迫りたい。