有名店でネズミ被害 店舗一時閉鎖に <マンハッタン>

マンハッタン区アッパーマンハッタンのメキシカン・グリルチェーン「チポトレ」で4人の従業員がネズミにかまれる被害が発生し、店舗は一時閉鎖となった。9日付NBCニューヨークが伝えた。

同区ワシントンハイツにある同店舗の従業員によると、10月からネズミの被害を会社に報告したが、会社は11月下旬に従業員1人と店長がネズミにかまれるまで、対策を取らなかったという。

従業員の1人は、「アボカドにネズミのかみ跡がついているのを見て、気分が悪くなった」と話した。

同店は11月23日に一時的に閉店し、駆除業者が罠を仕掛けている間に大掃除をしていた従業員がネズミにかまれた。28日に営業を再開したが、今度はレストランの注文システムの配線がかみ切られたため、2日後に再び閉店。その後も掃除をしていた従業員がネズミにかまれた。

同社は広報を通じ、「従業員と顧客の健康と安全が最優先事項」と話し、事態の改善が見込まれるまで閉店を続けると発表した。

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