1週間のNY近郊の
ニュージャージー州ジャージーシティーのユダヤ系食料品店で銃撃事件が起き、容疑者2人によって4人が死亡してからちょうど1年となった10日、同市のユダヤ教会では、同事件の犠牲者を追悼する式典が開かれた。同日付NBCニューヨークが伝えた。
同市のスティーブン・ファロップ市長、市警および遺族は、刑事1人が容疑者によって撃たれて死亡したベイビュー墓地で行われた追悼式に出席した。
検察当局によると、同事件はユダヤ系への憎悪を動機としたテロであった。同事件を受けて、フィル・マーフィー州知事は、州法の下でテロの定義を拡大する法案に署名した。
追悼式が行われた同市のブナイ・ジェイコブ・ユダヤ教会の指導者は、「銃撃事件以来、ユダヤ系コミュニティーと地域社会全体との橋渡しを行うことで、反ユダヤ主義と闘うことを使命としてきた」と語った。
追悼式は、新型コロナ感染予防のため、非公開で行われた。