1週間のNY近郊の
マンハッタン区ミッドタウンウェストの老舗レストラン「21クラブ」が、無期限で営業を停止すると発表した。13日付amニューヨークが伝えた。
バルコニーに飾られた多数のジョッキーの人形をトレードマークとする同店は、新型コロナ感染拡大の影響で3月中旬から休業していた。
同店は、「進行中の世界的危機と回復の長期化が予想される状況を考慮し、現在の形での営業再開は当分の間、実現不可能との判断に至った」と発表した。
同店は1930年の禁酒法下に開店。酒を隠していた場所はワインセラーとなり、女優のエリザベス・テイラー、ニクソン元米大統領らのワインコレクションを預かっていた。トレードマークのジョッキーの人形は、常連の1人が寄贈したのが始まりで、全部で35体ある。