救命士に銃突き付ける 偽電話で救助依頼<ブルックリン>

ブルックリン区ブラウンズビルの市営住宅で7日夜、救急救命士2人が銃を突き付けられて強盗の被害にあった。9日付PIX11が伝えた。

救命士2人は、子供が呼吸困難に陥ったという通報に対応していたが、通報のあったセス・ロー・ハウス住宅のエレベーターに乗った途端に、銃を持った男に遭遇した。男は救命士らに銃を向け、無線機とタブレット、応急処置に必要な用品が入ったバッグを奪った後、エレベーターのボタンを全て押して、後を追えないようにした。

救命士2人にけがはなかったが、通報は虚偽であると判明。警察は、偽りの通報が強盗に関連があるかどうかを捜査している。

市内での銃による暴力事件は、前年比で95%増加し過去最多となっている。警察は、救急隊や消防隊、警察に対する攻撃がより広く見られると述べた。

また12日早朝にも同区ウィリアムズバーグで、同様の被害事件が起こっており、FDNYは救命士らに、警戒を呼び掛けている。

関連記事

NYジャピオン 最新号

Vol. 1218

お洒落を楽しむ秋 ニューヨークのメンズファッション

秋の気配が漂ってきた今日この頃、ワードローブも夏物から秋物へと入れ替える時期。本号ではニューヨークのメンズファッション情報を紹介。季節の変わり目のお買い物に役に立つトレンドや最旬メンズブランドをチェックしよう。

Vol. 1217

紅茶をめぐる冒険

初秋の訪れとともに飲みたくなるのがポットで淹れた紅茶。茶葉やブレンドによって異なる香りと味は、私たちをくつろぎと恍惚の世界に誘い、またある時は懐かしい記憶を辿る道標にもなってくれる。極上の一杯を求めて、ニューヨーク紅茶めぐりの旅、はじまりはじまり。

Vol. 1216

進化し続けるトイレの世界

日本が世界に誇る「おもてなし」文化の象徴といえるトイレ。高品質なだけでなく、利便性の面でも多種多様な機能を備え進化し続ける日本のトイレ製品。日米のトイレ事情の違いなど、今号ではさまざまな角度からトイレについて学んでみよう。

Vol. 1215

今気になるヘアサロン&大人の男が通う新・バーバー

コロナ禍で指名のスタイリストが帰国したり、お店がクローズしたりと何かとアップデートが必要になるヘアサロン事情。髪質やニュアンスの違いを理解してくれるのはやっぱり日系のサロンという人も多いだろう。髪の悩みやイメージチェンジなど、顧客のさまざまなリクエストに応えてくれるヘアサロンを特集。