NYに隕石が落下か 正午に目撃情報相次ぐ<アップステート>

ニューヨーク州リビングストン郡のアメリカ流星機構は2日、カナダのオンタリオ州、米メリーランド州、ミシガン州、ニューヨーク州、ペンシルべニア州、バージニア州で午後5時までに、空に轟く音や火の玉の目撃など、およそ90件の報告があったことを明らかにした。3日付NBCニューヨークが伝えた。

同機構のロバート・ランズフォード氏によると、同州シラキュース周辺で警察や消防署に、窓枠を揺るがす音や衝撃がしたという報告が相次いだ。

同機構のウェブサイトによると、同州西部で目撃されたのは、黄色味を帯びた明るい白色の火の玉。メリーランド州ヘイガーズタウンでは、赤とオレンジに輝き、煙と長く尾を引く火の玉が目撃された。

オンタリオ州ロンドンのウェスタン大学流星物理学グループのマーガレット・キャンベル=ブラウン氏は、大規模流星は雷のようなソニックブームを伴い、粉々に砕ける時に爆発音を発生する可能性があると述べた。

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