市が通信大手と合意 供給不足解消を狙う<マンハッタン>

ニューヨーク市のビル・デブラシオ市長は先月24日、インターネットサービスの供給が遅れている地域を優先し、約50万世帯に光ファイバーケーブルを導入することで、通信大手のベライゾン社と合意したことを発表した。同日付ニューヨーク・ポストが伝えた。

同市長政では2017年、「同社のFiOSケーブルとインターネットサービスが、同市の要求通りに市内全域に導入されなかったことで、何百万人もの市民の信頼を壊した」として訴えていた。

マンハッタン高位裁判所の訴訟では、ベライゾン社が、ブルームバーグ市政の下で2008年に署名した12年契約にある「2014年までに光ファイバーケーブルネットワークを市内全ての人が利用できるようにする」という約束を破ったと、同市が主張している。

同市長は今回の合意の条件で、最もサービスが行き届いていない地域を優先し、各ビルや公営住宅、市住宅局の建物に光ケーブルサービスが提供されることになると話した。

関連記事

NYジャピオン 最新号

Vol. 1247

我らのドジャース

大谷翔平選手の一挙手一投足から目が離せない。スポーツ報道でLAドジャースの名前を見ない日はない。5月1日現在の勝率・621でナ・リーグ西部地区トップ。そのドジャースが、5月末には対NYメッツとの3連戦、6月には対NYヤンキースとの交流戦で当地にやって来る。NYジャピオン読者としては憎き敵軍なるも大谷選手の活躍に胸が熱くなる複雑な心境。だが、LAドジャースの「旧姓」はブルックリン。昔はニューヨークのチームだったのだ。

Vol. 1246

人気沸ピックルボールを楽しもう

あちこちに花も咲き乱れ、4月に入りニューヨークにも春が到来した。本号ではこれからの季節、屋外でも楽しめるピックルボールを紹介する。テニスよりも狭いスペースで出来るピックルボールはここ数年、ニューヨークでも人気だ。

Vol. 1245

春到来! 週末のプチお出かけ 〜ハドソン川流域・キャッツキル山麓編〜

桜の花も満開を迎え春の行楽シーズンがやって来た。ニューヨーク市内から日帰りできるハドソン川流域・キャッツキル山麓の人気のスポットを紹介しよう。

Vol. 1244

オーェックしよ

コロナ禍で飲食店の入れ替わりが激しかったニューヨーク。パン屋においても新店が続々とオープンしている最近、こだわりのサワードウ生地のパンや個性的なクロワッサン、日本スタイルのサンドイッチなどが話題だ。今号では、2022年から今年にかけてオープンした注目のベーカリーを一挙紹介。