警官2人撃たれる 家庭内暴力の通報受け<クイーンズ>

クイーンズ区スプリングフィールド・ガーデンズで先月24日午後、家庭内暴力の通報を受けて駆け付けた警官2人が銃撃を受け負傷した。先月25日付CBSニューヨークが伝えた。

発砲事件は同区ガイ・R・ブリュワー・ブルバードの179ストリート付近で午後1時前に発生。撃たれた警官2人はジャマイカ病院に運ばれ、治療を受けた。警官らの生命に別状はない。

NYPDによると、ニューヨーク市立大学警察官のロンデル・ゴッピー容疑者(41)が最初に発砲したという。同容疑者は警官に撃たれ、現場で死亡した。

NYPDのダーモット・シア本部長によると、同容疑者の妻が24日朝に、前日夜に起きた家庭内暴力事件を報告するため、105管区の署舎を訪問。午後12時40分ごろ、妻は家庭内暴力の担当官と自宅に戻り、約6分後に自宅へ戻ってきた同容疑者が発砲した。

警官の1人は右太ももを撃たれ大腿骨を骨折、もう1人は両手に銃撃を受けた。捜査関係者によると、警官が何発撃ち返したかは不明。同容疑者の妻にけがはなかった。

関連記事

NYジャピオン 最新号

Vol. 1240

今年のセントパトリックデーはイル文化を探索しよう

3月17日(土)のセントパトリックデー(Saint Patrick’s Day。以下:聖パトリックデー)が近づくとニューヨークの街中が緑色の装飾で活気づく。一足先に春の芽吹きを感じさせるこの記念日は、アイルランドの血を引く人にとっては「盆暮れ」と同じくらい大事。大人も子供も大はしゃぎでパレード見物やアイリッシュパブに出かける。聖パトリックデーとアイルランド魂の真髄を紹介する。