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州全体で警官がパトロール中にボディーカメラの着用を義務付ける法案に、先月24日、ニュージャージー州のフィル・マーフィー知事が署名し、その様子がオンラインストリーミングで放映された。同25日付NBCニューヨークが伝えた。
同州はカリフォルニア州、コネティカット州、フロリダ州、ネバダ州、サウスカロライナ州に続き、同法案を可決した6番目の州となった。
同州ではすでに、およそ1万2000人の警官がカメラを装着しているが、これは警官全体の3分の1に過ぎないという。
同法案では全部署で、パトロール中の巡査にカメラの装着が義務付けられる。ただし、潜入捜査官や行政担当官らは例外となる。
知事室の試算では、およそ2万3000人の警官にカメラを装備させるには、約5600万ドルが必要。法案には資金源は含まれていないが、議員から5800万ドルを確保する資金調達法案が提出され、同法案は現在審議中。
警察組合もカメラ装着を支持。同州警察官慈善協会のパット・コリガン会長は、「カメラ装着は職務に透明性をもたらし、警官の仕事がどのようなものかを国民に示す」と話した。
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