禁酒法時代の酒ボトル カップルが家から66本発見<アップステート>

アップステートの小さな村に住むカップルが10月初旬、自宅の改装中に、禁酒法時代のウイスキーのボトル66本以上を壁の中と床下から発見した。先月26日付CNNが伝えた。

モンゴメリー郡アメスに位置する住宅は、悪名高い酒類密造者が100年以上前に建てたとの言い伝えがあった。カップルの1人で歴史保存の仕事を手掛けるニック・ドラモンドさんが改装と密造酒発見の様子を記録し、SNSに一連の投稿を始めたところ、広く拡散された。

ドラモンドさんが古い新聞などを調べたところ、同住宅は、多くのスキャンダルに関与していた地元の実力者でドイツ人のアドルフ・ハンプフナー伯爵が所有しており、伯爵は1932年に突然死したという。

ドラモンドさんとパートナーのパトリック・バッカーさんは発見したウイスキーについて、空の瓶は手元に置き、フルボトルは売る予定だが、1種類につき1本ずつ味見をするという。フルボトルの推定価格は、1本約1000ドル。

               

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