19年目の追悼式 遺族の苦しみ続く <クイーンズ>

2001年11月12日にクイーンズ区ロッカウェーに墜落し、乗客・乗員合わせて260人が死亡したアメリカン航空機587便の事故の追悼式が19年後の同日に行われ、遺族やニューヨーク市のビル・デブラジオ市長が参列した。同日付amニューヨークが伝えた。

追悼式は、墜落現場近くに建てられた追悼碑のあるビーチ116ストリートで事故以来、毎年行われてきた。墜落機はJFK国際空港からドミニカ共和国に向かっていたところで、乗客の多くは、ブロンクス区とアッパーマンハッタン在住のドミニカ共和国コミュニティーの住民だった。

追悼式では、飛行機が墜落した午前9時15分ちょうどに鐘が鳴らされ、黙とうが行われた。同市長は、ドミニカ共和国のエリージョ・ジャケス総領事を伴って追悼の辞を述べた。

同墜落事故は米同時多発テロから約7週間後に発生し、ワールドトレードセンターの跡地で作業を行っていた消防士などの緊急対応要員が現場に急行し、対応を行った。

関連記事

NYジャピオン 最新号

Vol. 1202

メトロノース鉄道に乗って行く 週末プチお出かけ〜コールドスプリング編〜

メモリアルデーとともに本格的な行楽シーズンが到来。日帰りディストネーションとしてニューヨーカーに人気のパトナム郡コールドスプリングを訪ねてみた。

Vol. 1201

注目の起業家たちにインタビュー〈続編〉 ニューヨークで奮闘する革新者たち

既存のビジネスの枠に収まらない彼らが新たに切り開く道こそが、未来を変える。その情熱とアイディアの根源を聞いた。これから起業したい人必見!

Vol. 1200

今、ニューヨークを駆け抜ける 注目の企業家たち

社会にイノベーションを起こした女性起業家たちにインタビュー。彼女たちの情熱とポジティブなマインド、アイデアをビジネスに変えるまでの方法を聞いた。次号は男性篇をお届け。これから起業したい人はお見逃しなく!

Vol. 1199

肉食解禁! バーべキューの季節

メモリアルデーを皮切りにバーべキューシーズンが始まる。サマータイムのおかげでゆったりと流れるトワイライト時間を有効利用。裏庭であるいは公園の公式バーベキュースポットで極上の肉を夕風に吹かれながら頬ばる…これぞ米国生活の醍醐味だ。