人気キャスターが前立腺がんを公表 手術へ<マンハッタン>

NBCテレビの朝の看板番組「トゥデイ」で天気予報と共同司会を担当する、アル・ローカー氏が前立腺がんと診断され、前立腺を摘出する手術を受けることを同番組で発表した。6日付NBCニューヨークが伝えた。

ローカー氏は、アフリカ系米国人男性の7人に1人、男性全体では9人に1人が前立腺がんと診断されるという事実を周知させるために、自分の診断を公にしたと語った。さらに、早期発見であれば治療が十分に可能だと強調し、定期検査の必要性を訴えた。

ローカー氏は近日、マンハッタン区にあるメモリアル・スローン・ケタリングがんセンターで手術を受ける予定。

手術を行うヴィンセント・ラウドン医師は同番組で、「ローカー氏のがんは局所的とみられるが、悪性度が比較的高いため、前立腺を摘出することでローカー氏と合意した」と語った。

また同医師は、「ローカー氏は術後間もなく、日常生活に戻ることができるだろう」と見通しを示した。

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