人気キャスターが前立腺がんを公表 手術へ<マンハッタン>

NBCテレビの朝の看板番組「トゥデイ」で天気予報と共同司会を担当する、アル・ローカー氏が前立腺がんと診断され、前立腺を摘出する手術を受けることを同番組で発表した。6日付NBCニューヨークが伝えた。

ローカー氏は、アフリカ系米国人男性の7人に1人、男性全体では9人に1人が前立腺がんと診断されるという事実を周知させるために、自分の診断を公にしたと語った。さらに、早期発見であれば治療が十分に可能だと強調し、定期検査の必要性を訴えた。

ローカー氏は近日、マンハッタン区にあるメモリアル・スローン・ケタリングがんセンターで手術を受ける予定。

手術を行うヴィンセント・ラウドン医師は同番組で、「ローカー氏のがんは局所的とみられるが、悪性度が比較的高いため、前立腺を摘出することでローカー氏と合意した」と語った。

また同医師は、「ローカー氏は術後間もなく、日常生活に戻ることができるだろう」と見通しを示した。

NYジャピオン 最新号

Vol. 1275

─ハワイ最新情報・前編─ 国内旅行で人気再燃 ハワイを満喫しよう

今年9月にアラスカ航空とハワイアン航空が統合し、ホノルルを第2の主要ハブとして確立させると発表。また、今年の国内旅行(*1)の人気ランキング第4位は、オアフ島が選ばれるなど今再び注目されている。小さな子供連れからシニア世代まで十分に楽しめるオアフ島を中心にハワイの魅力を特集してみた。来年春休みの旅先として計画してみては!(*1)U.S. News Travel調べ