バイデン氏勝利に街にぎわう 州知事、NY市長も祝福 <マンハッタン>

7日午前11時半ごろ、米大統領選で民主党候補ジョー・バイデン前副大統領の当選確実が報じられると、ニューヨーク市では、多数の人々が街頭に出て、バイデン氏のトランプ大統領に対する勝利に祝杯を挙げ、車のクラクションを鳴らした。同日付NBCニューヨークが伝えた。

バイデン氏の当確が報じられるやいなや、マンハッタン区のタイムズスクエア、コロンバスサークル、ワシントンスクエアパークなどには、接戦となった選挙の緊張から解放された無数の市民が集まり出した。人々は歓声を上げ拍手喝采(かっさい)し、鍋を叩いてバイデン氏勝利の喜びを分かち合った。

自宅の近所の街頭でバイデン氏の勝利を祝う市民の姿も多く見られ、ブルックリン区フォートグリーンでは、映画監督のスパイク・リーがシャンパンのボトルを開けて群衆を驚かせた。

ニューヨーク州のアンドリュー・クオモ知事とビル・デブラジオ市長は、バイデン氏の勝利を祝福し、バイデン氏と次期副大統領のカマラ・ハリス上院議員を支持するメッセージをツイッターに投稿した。

               

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