1週間のNY近郊の
害虫駆除会社オーキンが13日に発表した、ネズミが多い全米の都市ランキングで、ニューヨーク市が3位となった。19日付PIX11が伝えた。
シカゴが6年連続で1位を獲得、2位はロサンゼルス、4位はワシントンDC、5位はサンフランシスコだった。ランキングは、同社が昨年9月1日から今年8月31日までに、住宅と商業物件で新たに行ったネズミ駆除件数から算出された。
同社は、ネズミの目撃件数が増えていることを認め、「新型コロナウイルスの感染拡大を受けた飲食店や事業閉鎖のため、ネズミは新たな食料源の調達に迫られて別の場所を探し、異常で攻撃的な行動をとることもある」と述べた。
同社は、ネズミの活動は冬季にさらに活発になる可能性があると警告。米連邦疾病対策予防センターは、住宅やオフィスへのネズミの侵入を防ぐガイドラインを発表。ネズミの好物であるパンやシリアル、穀物などのドライフードを放置せず、密封できる容器に保管するように勧めている。