検事が取り締まり強化へ 犯罪増加の抑制戦略を発表<ブルックリン>

ブルックリン区のセス・デュチャーム連邦検事長代行は14日、ニューヨーク市内の銃犯罪急増を受け、銃器と麻薬の取り締まりを新たに優先課題とし、ニューヨーク州が定めるよりも厳格な罰則を適応していく方針だと発表した。同日付NBCニューヨークが伝えた。

同検事長代行は、重犯罪急増の原因をコロナ禍とBLM抗議運動、社会不安にあるとし、連邦検事10数人超で「地域社会の保護的仕組み」の再生を目指して、不法銃器所持者に対する刑罰を厳格化。さらに、同検事局の上級検事チームは、暴力犯罪取り締まりの強化を他問題より優先させることに同意した。

警察によると、今月11日までの市内の銃犯罪は昨年より大幅に増え、銃による死者は354人と昨年同時期よりも90人多い。

関連記事

NYジャピオン 最新号

Vol. 1217

紅茶をめぐる冒険

初秋の訪れとともに飲みたくなるのがポットで淹れた紅茶。茶葉やブレンドによって異なる香りと味は、私たちをくつろぎと恍惚の世界に誘い、またある時は懐かしい記憶を辿る道標にもなってくれる。極上の一杯を求めて、ニューヨーク紅茶めぐりの旅、はじまりはじまり。

Vol. 1216

進化し続けるトイレの世界

日本が世界に誇る「おもてなし」文化の象徴といえるトイレ。高品質なだけでなく、利便性の面でも多種多様な機能を備え進化し続ける日本のトイレ製品。日米のトイレ事情の違いなど、今号ではさまざまな角度からトイレについて学んでみよう。

Vol. 1215

今気になるヘアサロン&大人の男が通う新・バーバー

コロナ禍で指名のスタイリストが帰国したり、お店がクローズしたりと何かとアップデートが必要になるヘアサロン事情。髪質やニュアンスの違いを理解してくれるのはやっぱり日系のサロンという人も多いだろう。髪の悩みやイメージチェンジなど、顧客のさまざまなリクエストに応えてくれるヘアサロンを特集。

Vol. 1214

新学期にむけて文具にこだわる

米国は9月から新学年がスタート。8月後半ともなると子供たちは学用品や通学バッグなどの新調に躍起になる。学習でも仕事でも毎日使う文具だから、やはりこだわりたい。円安の恩恵で、直輸入の日本製文具が求めやすくなった。ニューヨーク市内で入手できる良質な文具の最新事情をまとめてみた。