封鎖抗議で暴動続く ユダヤ人記者襲われる<ブルックリン>

ニューヨーク州のアンドリュー・クオモ知事は6日、新型コロナウイルスの集団感染が発生したブルックリン区やクイーンズ区などの正統派ユダヤ教徒コミュニティーのある地域で、感染拡大防止策として学校閉鎖や10人を超える宗教的集会の禁止を発表した。これに反発して、それら地域の一つであるブルックリン区ボローパークでは6日夜から数百人が参加する大規模な抗議運動が続いており、7日夜には正統派ユダヤ教徒の記者ら数人が暴行を受け、路上ではマスクが燃やされた。8日付amニューヨークが伝えた。

暴行を受けた記者のツイッターによると、抗議運動を組織した右派ラジオ番組司会のへシー・ティシュラー氏が、記者を追い掛けるようにデモ参加者を扇動し、記者が参加者から殴る蹴るの暴行を受けたという。記者はボローパクの住民で、市が義務付ける社会的距離に違反したユダヤ教会についての記事を発表したことから、ティシュラー氏など地元ユダヤ系コミュニティーの過激派に「裏切り者」と批判されていた。

               

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