1万5000ドルの罰金 9日からコロナ規制違反で<クイーンズ>

新型コロナウイルスの感染者が再び増加していることを受け、ニューヨーク市は8日、感染拡大防止のため新たな規制を発表し、翌9日から規制違反に対して最大1万5000ドルの罰金を科すこととなった。9日付NBCニューヨークが伝えた。

ニューヨーク州のアンドリュー・クオモ知事が決定した、集団感染が起きている地域を感染率で色分けした区分に応じて、新たな規制の度合いが定められた。規制の施行は最低2週間で、状況に応じて期間が長くなる可能性もある。

感染率が最も高い赤ゾーンでは、大規模な集会は一切禁止され、違反した場合は日に最大1万5000ドルの罰金を支払う。社会的距離保持およびマスク着用を怠った場合は、日に最大1000ドルの罰金が科せられる。

同州では、コロナによる入院患者が7月以降最大となっており、ニューヨーク市の新規感染者の平均は500人を超える。ニュージャージー州でも感染者と入院者数増加の傾向がみられている。

関連記事

NYジャピオン 最新号

Vol. 1255

夏の和野菜

盛夏のニューヨーク。色鮮やかな野菜たちが街中に溢れ、目を奪われるが、私たち在留邦人はどうしても和野菜が恋しい。実は、よく探せば、こんなアウェーな土地でも本格的な日本の野菜が手に入る。グリーンマーケットや野菜宅配サービスの賢い利用法など、今回の特集ではとっておきの和野菜情報をお届けする。