1週間のNY近郊の
ニューヨーク市では今年、クジラの目撃情報が急増している。8日付CBSニューヨークが伝えた。
同市でクジラを調査する擁護団体「ゴッサム・ホエール」のポール・シースワーダ代表は、「ハドソン川が昔に比べきれいになっているので、クジラは同地域のプランクトンレベルを復活させる役に立っているとみられ、汚染物ではなく栄養分を運んでいる」と話す。
2011年に同地域でクジラが目撃されたのはわずか3頭だったが、昨年は300頭以上目撃された。同湾は大西洋で最も船の通行量が多く、クジラにとって危険とみられるが、同代表は「クジラは船の通行を楽しんでおり、港に入る大型船の水路は、クジラが餌を食べている場所と同じなのだ」と話した。