日本人ピアニストが地下鉄で集団暴行を受け重傷<マンハッタン>

共同通信など日系メディアの情報によると、ニューヨークを拠点に活動する日本人ジャズピアニスト、海野雅威さん(40)が、ニューヨーク市の地下鉄駅構内で若者グループに暴行され、右肩と腕の骨が折れるなど重傷を負ったことが分かった。

事件は9月27日の夜、地下鉄を降り改札口をふさいで妨害していた男女8人のグループを避けて出ようとした際、「体が触れた」「ぶつかった」などと言い掛かりを付けられ、殴る蹴るの暴行にあったという。地上に出てからも暴行は続き、海野さんは右肩や右腕を骨折する重症をおった。

この事件を受け、在ニューヨーク日本国総領事館は治安が悪化しているとして、「報道などから最新の情報を常に入手し、事件現場付近 には近づかないようにする、夜間の外出や人通りの少ない道は避ける、不審な人物には近づ かないなど、安全を確保するようにしてください」と呼び掛けている。詳しくはこちらhttps://www.ny.us.emb-japan.go.jp/files/100100975.pdf

一方、海野さんを支援する募金サイトが立ち上がり、わずか1日あまりで約9万ドルが集まるなど支援の和が広がっている。

 

NYジャピオン 最新号

Vol. 1263

最新の秋メークトレンド

続々と秋の新作コスメが登場する今時期、メークアップから今っぽい顔を先取りしてトレンドを楽しみたいもの。今回は気になる旬なメーク術からアイテムまでをフィーチャー。

Vol. 1260

再熱 日本の女子プロレス

女子プロレスの窮地に彗星のごとく現れた「ビューティ・ペア」や「クラッシュ・ギャルズ」を覚えている人も多いだろう。1987年からWWEに参戦し海外での活躍を牽引したJBエンジェルス(山崎五紀&立野記代)、94年には女帝ブル中野がWWEに参戦しWWE世界女子王座を獲得するなど大活躍。女子プロレス先進国である日本のレスラーたちは、つねに世界の女子プロレスを牽引する存在だったのだ。そして長い年月を得て再び、日本の女子プロレスが海外で注目されているその実態を取材。