1週間のNY近郊の
先月7日のレイバーデイに、クイーンズ区ファーロッカウェーの路上で20歳の男性を刺殺したとされる50歳の男が、憎悪犯罪として第2級殺人、武器不法所持などで起訴された。先月25日付FOX5ニューヨークが伝えた。
ジェームズ・ウィリアムズ被告が同じベンチに座っていた被害者に対して、同性愛者を中傷する発言を行い、論争が発生。同被告がナイフを取り出して被害者の胸と後頭部を刺したとされる。
警察が路上に倒れている被害者を発見して病院に急送したが、負傷が元で死亡を宣告された。同被告はその後まもなく、現場付近で逮捕された。有罪となれば最長25年の懲役刑を受けることになる。
クイーンズ区のメリンダ・カッツ地方検事は、「被告の偏見が殺害を引き起こしたことを、被告自身の言葉が明らかにしている。暴力は決して許されないが、憎悪と偏見によって生じた暴力も許し難く、法律の及ぶ最大限の範囲で、常に起訴されなければならない」と声明を発表した。