米連邦最高裁判事、死去 追悼式に市民集まる <ブルックリン>

18日に87歳で亡くなった米連邦最高裁のルーズ・ベイダー・ギンズバーグ判事の追悼式が20日、ブルックリン区ダウンタウンの区庁舎前で行われ、多数の市民が集まった。20日付amニューヨークが伝えた。

1933年にブルックリン区で生まれ、同区ミッドウッドで育ったギンズバーグ判事は、米法曹界のトップとして30年近くも女性や少数者の権利を擁護した。フェミニストの象徴および男女平等の権利の擁護者として広く知られていた判事の死は全米に衝撃を与え、ニューヨークでは市と州の指導者らが追悼式の開催を呼び掛けた。

追悼式を主催した同区のエリック・アダムス区長は、ギンズバーグ判事のレガシーに敬意を評して、同区庁舎を改名するよう呼び掛けた。追悼式には、ニューヨーク市のジョマニ・ウィリアムズ市政監督官、ニューヨーク州選出のチャック・シューマー上院議員、ニューヨーク州女性法曹協会のジョイ・トンプソン会長らが参加し、ギンズバーグ判事にちなむ同区庁舎の改名に同意した。

関連記事

NYジャピオン 最新号

Vol. 1202

メトロノース鉄道に乗って行く 週末プチお出かけ〜コールドスプリング編〜

メモリアルデーとともに本格的な行楽シーズンが到来。日帰りディストネーションとしてニューヨーカーに人気のパトナム郡コールドスプリングを訪ねてみた。

Vol. 1201

注目の起業家たちにインタビュー〈続編〉 ニューヨークで奮闘する革新者たち

既存のビジネスの枠に収まらない彼らが新たに切り開く道こそが、未来を変える。その情熱とアイディアの根源を聞いた。これから起業したい人必見!

Vol. 1200

今、ニューヨークを駆け抜ける 注目の企業家たち

社会にイノベーションを起こした女性起業家たちにインタビュー。彼女たちの情熱とポジティブなマインド、アイデアをビジネスに変えるまでの方法を聞いた。次号は男性篇をお届け。これから起業したい人はお見逃しなく!

Vol. 1199

肉食解禁! バーべキューの季節

メモリアルデーを皮切りにバーべキューシーズンが始まる。サマータイムのおかげでゆったりと流れるトワイライト時間を有効利用。裏庭であるいは公園の公式バーベキュースポットで極上の肉を夕風に吹かれながら頬ばる…これぞ米国生活の醍醐味だ。