遠隔学習に抗議 不法侵入の高校生を逮捕 <ロングアイランド>

サフォーク郡マスティックビーチで10日、遠隔学習に抗議し停学処分を受けていた高校生が、学校の敷地に侵入し逮捕された。10日付PIX11が伝えた。

同郡ブルークヘブンタウンのウィリアム・フロイド学区は、同学区の高校生マーベリック・ストウ容疑者(17)が学校の敷地に不法に侵入したとして、逮捕されたと確認。同容疑者は逮捕後、サフォーク郡警察に拘留された。

同容疑者は8日、ハイブリット学習プログラムの一環として遠隔で授業に参加する予定だったが、直接学校に現れ、自宅に戻ることを拒否したため停学処分を受けた。

同学区は9日、同容疑者の主張に同意し、学校が再開されることを希望しているとコメントしたが、10日に同容疑者が再び学校に現れたため、同容疑者の行為を売名行為として、これにより全学習プログラムを遠隔学習に戻す可能性があると警告した。

同容疑者は裁判所の出頭命令を受けた後、「学校でピケ(見張り)を張る予定である」と、PIX11に話した。

同容疑者は、学校のジムやカフェテリア、自動販売機を開放するなど、学生の対面授業再開のために多くのことができると提案している。

               

バックナンバー

Vol. 1299

6月はイベント盛りだくさん ブラックカルチャーを体感しよう!

6月19日は米国の奴隷解放を記念する祝日「ジューンティーンス」。1865年の同日、テキサス州で奴隷として扱われていた人々に自由が告げられたことに由来し、19世紀後半からアフリカ系米国人のあいだで祝われてきた。2021年には米国の新たな祝日に制定。毎年この時期のニューヨークは、パレードやカルチャーイベントが目白押し。この機会にブラックカルチャーに触れてみよう!

Vol. 1298

私たち、なことてま

気になるビジネスを深掘りする連載企画。今回は、新たなプロジェクトに取り組むTICレストラングループ代表のボン八木秀峰

さんと、治療だけではなく健康維持のためのイベントも開催する

FuncPhysio(ファンクフィジオ) の理学療法士小崎裕也さんに話を伺った。

Vol. 1297

今話題のプランタンニューヨーク

今年3月下旬に、160年の歴史を持つフランスの百貨店プランタン(PRINTEMPS)が、ウォール街に米国初出店を果たした。「百貨店ではない」をコンセプトにした小売りの新時代を切り開く新しいリテールモデルを目指す、今号ではそんな話題のプランタンニューヨークの魅力を探ってみた。

Vol. 1296

いつだってキレイでいたいっ! 日系人に優しい! 最新「プチ整形」事情

男女問わず、いつでも若々しく美しくいたいという気持ちは誰にでもあるもの。しかしながら、美容整形大国の米国とはいえ、人種や肌タイプの違い、費用の高さや言葉の壁など、ローカルの美容皮膚科や美容外科に通うのはちょっぴり不安…。そんな読者の声にお応えし、今夏の日本一時帰国の際にも使える、日本の最新「プチ整形」事情をご案内していきます!