教育局が校長解任 いじめ事件などが原因 <クイーンズ>

クイーンズ区ベイサイドのMS158マリー・キュリー校で昨年、複数の生徒が複数の事件の被害にあったことを受け、ニューヨーク市教育局(DOE)にが校長を解任したことが分かった。2日付amニューヨークが伝えた。

同校では昨年、生徒がクラスメートの男子から何カ月にもわたって性的嫌がらせを受けたり、別の生徒が直腸に指を無理やり入れられるなどの事件が発生。

いずれの事件でも逮捕者が出たが、被害者らの保護者は「事件を起こした生徒らが停学処分を受けたこともなく、同校長は保護者の懸念に適切に対処できなかった」とニューヨークポストに述べた。

DOEは「同校長を解任し、サフォーク郡のロバート・モーゼス中学校で校長補佐を務めたピーター・マクヒュー氏が、暫定校長代行に当たる」と発表。恒久的な校長雇用手続きは16日から開始される。

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