1週間のNY近郊の
ニューヨーク州のアンドリュー・クオモ知事は先月27日、大学の対面授業の再停止基準を、生徒と職員の新型コロナ陽性率9%から5%、または陽性者100人に引き下げると発表した。同28日付NBCニューヨークが伝えた。
大学の生徒と職員の新型コロナ陽性率が5%または陽性者100人となった場合、即座に2週間の遠隔授業に移行。集団感染が特定のキャンパスで発生した場合も同様。2週間の遠隔授業、地域の保健当局と相談した上で再開する。遠隔授業期間は運動などの課外活動も中止され、学生食堂もテイクアウトのみとなる。
同知事はまた、ニューヨーク市内のコロナ規制の順守状況が改善していることから、市内での屋内飲食と、州内の映画館の営業再開についても言及。「適切な時期に決定が発表されるだろう」と述べた。同州で同27日実施された新型コロナ検査は、20日連続で陽性率が1%未満となった。