1週間のNY近郊の
ニュージャージー州で先月25日、同州内のピザレストラン数件に電話を掛け、地元警察や救急隊員になりすまして大量に注文し、損害を与えた男が逮捕された。先月27日付NBCニューヨークが伝えた。
同州サウスブランズウィック警察によると、ケンダルパークに住むスディープ・ケタニ被告(34)は1月15日から4月9日にかけて、数千ドル相当の偽りの注文の電話を掛け、従業員に差別的な嫌がらせをしたとされる。
同被告は4月に、同州の3郡にわたり、ピザ屋を標的に十数件の詐欺行為を働いたとして起訴されている。警察によると少なくとも1軒のレストランが偽りの注文で損害を受け、閉店に追い込まれたという。また同被告は、数件のレストランのイタリア人従業員に対して、人種差別的な言葉で罵ったという。
ウォルト・ディズニー・ワールドの偽チケットを販売し、保護観察中だった同被告は、数カ月間逮捕を逃れていた。同被告は同州の窃盗罪に問われている他、別件で2019年の売春促進罪でも起訴されている。