1週間のNY近郊の
ニューヨーク州矯正局は先月26日に、ジョン・レノンを射殺した犯人として知られるマーク・チャップマン(65)の、11度目の仮釈放申請が却下されたと発表した。同日付amニューヨークが伝えた。
同州の仮釈放審査委員会は先月19日、バッファロー付近のウェンデ刑務所で、チャップマンの聴聞を行った。チャップマンは引き続き刑務所に留まることになり、再び仮釈放を申請できるのは2年後となる。
チャップマンは1980年12月8日にジョン・レノンをマンハッタン区アッパーウェストサイドの自宅前で射殺し、懲役20年から終身刑までの無期懲役を言い渡されている。
レノンの妻、オノ・ヨーコさんは、チャップマンの仮釈放申請が可能になった2000年以来、一貫して仮釈放に反対しており、今回の申請に対しても、仮釈放審査委員会に対して反対の意を表明した。
チャップマンは、2018年8月に行われた前回の仮釈放審査会で初めて、レノン殺害に対する後悔の念を認めた。