従業員らに暴行マスク着用を巡り衝突 <ブロンクス>

9日にペンシルべニア州バックス郡のテーマパーク「セサミプレース」で、マスク着用を求めた従業員の顔を殴り、あごの骨を骨折させた男が、19日にブロンクス区の自宅で逮捕された。20日付NBCニューヨークが伝えた。

同施設の従業員(17)が、子供連れの男(39)と女(31)にマスク着用を促したところ、容疑者の男が従業員をいきなり殴り、従業員は意識を失って倒れた。女も、助けを求めようとした他の従業員の顔を殴った。警備員が加害者の男女を追いかけたが逃走。被害者の従業員は1週間入院し、あごの手術を2回受け、損傷した歯を抜いたと伝えられた。

捜査当局は、監視映像やチケット購入情報などの手掛かりから、加害者の自宅を突き止めたが、男が自宅に立てこもり、連邦保安官らが突入。男は、加重暴行、無謀な危険行為、治安びん乱、嫌がらせなどの容疑で逮捕された。女は、単純暴行や共謀などの罪に問われ、自首する見込み。

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