1週間のNY近郊の
2002年10月に、ニューヨーク市出身の人気ヒップホップグループ「RUN DMC」のメンバー、ジャム・マスター・ジェイ(本名ジェイソン・ミゼル)さんが、クイーンズ区ジャマイカのレコーディングスタジオで銃撃され死亡した事件を巡り、米司法当局は17日、殺人の疑いで容疑者の男2人を訴追したと発表した。18日付ABC7ニューヨークが伝えた。
容疑者の2人は同区在住で、麻薬密売容疑でも起訴された。
殺人の動機は麻薬取引を巡る争いとみられ、ジェイさんが複数の州にまたがる大規模なコカイン取引から、容疑者の1人を排除しようとしたことにより、報復としてジェイさんを殺害したとされる。
容疑者の1人は16日に逮捕され、17日に出廷し、無罪を主張。もう1人の容疑者は、別の強盗事件ですでに服役中。18年近く未解決事件となっていたが、ついに容疑者が起訴された。
検察当局によると、容疑者に死刑が宣告される可能性もあるという。