大統領の弟、死去病院訪問後にゴルフへ <マンハッタン>

米トランプ大統領は15日夜、弟のロバート氏が同日亡くなったと発表した。トランプ大統領より三つ下の71歳だった。16日付amニューヨークが伝えた。

大統領は「彼は私の弟であるだけでなく、親友だった。思い出は私の心の中で永遠に生き続けるだろう」と、声明を発表した。ロバート氏は親族企業の最高幹部を務め、兄と異なり、注目を浴びることを好まなかった。

大統領は14日、マンハッタン区アッパーイーストのニューヨーク・プレスビテリアン病院に、ロバート氏を見舞った。ロバート氏の死因は発表されていないが、大統領は同日、記者団に対して「厳しい状況だ」と語り、見舞った後、週末を過ごすためニュージャージー州にある自身のゴルフクラブへ向かった。

ロバート氏は、大統領のめいのメアリー・トランプ氏が7月に発表した、一族の暴露本の出版差し止めを法廷で争っていたが、敗れている。

関連記事

NYジャピオン 最新号

Vol. 1240

今年のセントパトリックデーはイル文化を探索しよう

3月17日(土)のセントパトリックデー(Saint Patrick’s Day。以下:聖パトリックデー)が近づくとニューヨークの街中が緑色の装飾で活気づく。一足先に春の芽吹きを感じさせるこの記念日は、アイルランドの血を引く人にとっては「盆暮れ」と同じくらい大事。大人も子供も大はしゃぎでパレード見物やアイリッシュパブに出かける。聖パトリックデーとアイルランド魂の真髄を紹介する。