1週間のNY近郊の
5〜8月中旬までにニューヨーク市の苦情サービス「311」に寄せられた騒音とパーティーについての苦情は、昨年同時期の2倍以上である21万5000件に達した。14日付パッチが伝えた。
新型コロナウイルスの感染再拡大が懸念される中、アンドリュー・クオモ州知事は、社会的距離保持の規制を無視した市内のバーや飲食店に対する取り締まりを強化してきた。
だが、311に寄せられた騒音とパーティーに対する苦情の約半数の11万1000件は、住宅地から寄せられ、そのうち約半数がブロンクス区から。その他、ブルックリン区、マンハッタン区、クイーンズ区、スタテンアイランドの順に続いた。
市内では最近、クルーズ船や、ブルックリン区とクイーンズ区を結ぶコスキアスコ橋、さらにMTAバスの中でも、突発的なパーティーが報告されている。騒音とパーティーについての苦情の増加は、こうした集まりがコロナ第二波を招くのではという市民の懸念を反映しているとみられる。