1週間のNY近郊の
新型コロナウイルスの感染拡大により、3月に制定された立ち退き猶予期間が今月5日に期限切れとなったため、6日、ニューヨーク州のアンドリュー・クオモ知事は、9月4日まで延長する行政命令に署名した。同日付amニューヨークが伝えた。
同知事とメリッサ・デローザ知事秘書官は6日、「この命令は、今年3月に制定された法律を本質的に強化するものだ」と説明した。
ニューヨーク市のビル・デブラシオ市長によると、市内だけでも1万 4000世帯以上の賃貸世帯が家を失うリスクがあるという。これらの多くはコロナにより職を失った世帯であり、市内では3月以来、130万人が失業保険を申請している。
同市長はまた、延長は完全な解決策ではないことを認め、議会とホワイトハウスに新たな援助を呼び掛けた。