州知事立ち退き令に署名コロナ集結まで延長 <オールバニ>

新型コロナウイルスの感染拡大により、3月に制定された立ち退き猶予期間が今月5日に期限切れとなったため、6日、ニューヨーク州のアンドリュー・クオモ知事は、9月4日まで延長する行政命令に署名した。同日付amニューヨークが伝えた。

同知事とメリッサ・デローザ知事秘書官は6日、「この命令は、今年3月に制定された法律を本質的に強化するものだ」と説明した。

ニューヨーク市のビル・デブラシオ市長によると、市内だけでも1万 4000世帯以上の賃貸世帯が家を失うリスクがあるという。これらの多くはコロナにより職を失った世帯であり、市内では3月以来、130万人が失業保険を申請している。

同市長はまた、延長は完全な解決策ではないことを認め、議会とホワイトハウスに新たな援助を呼び掛けた。

関連記事

NYジャピオン 最新号

Vol. 1244

オーェックしよ

コロナ禍で飲食店の入れ替わりが激しかったニューヨーク。パン屋においても新店が続々とオープンしている最近、こだわりのサワードウ生地のパンや個性的なクロワッサン、日本スタイルのサンドイッチなどが話題だ。今号では、2022年から今年にかけてオープンした注目のベーカリーを一挙紹介。

Vol. 1243

お引越し

新年度スタートの今頃から初夏にかけては帰国や転勤、子供の独立などさまざまな引越しが街中で繰り広げられる。一方で、米国での引越しには、遅延、破損などトラブルがつきもの、とも言われる。話題の米系業者への独占取材をはじめ、安心して引越しするための「すぐに役立つ」アドバイスや心得をまとめた。