市の保健局長が辞任市長のコロナ対策を非難 <マンハッタン>

ニューヨーク市のオクシリス・バルボット保健局長が4日、デブラシオ市政のコロナ対策に「深い失望」を表明して辞任した。5日付ABC7ニューヨークが伝えた。

同局長は4日午前に提出した辞表の中で、「保健局の専門知識が十分に活用されていない」と述べた。同局長はパンデミックが始まった3月、NYPDが50万枚のサージカルマスクを要求したことをめぐり、テレンス・モナハン警察長と「白熱したやりとり」があったと伝えられている。

同市長は、後任にNYCヘルス+ホスピタルズで指導的役割を担ってきたデイブ・A・チョクシ氏を指名。  同氏はオバマ政権でホワイトハウスフェローを務め、州や連邦保健機関で、過去6年間、上級指導者を務めた。同市のコロナ対策で中心的役割を果たしている。

               

バックナンバー

Vol. 1320

どんどん変わる、ますます面白い ゴワナス探訪

ニューヨークの最旬スポットとして  ニューファミリーやレストラン業界、不動産開発業者から熱い視線が注がれるブルックリン西部の中心地ゴワナス。今週はゴワナス入門編として、その楽しみ方を紹介する。

Vol. 1319

その歴史から最新スポットまで ニューヨークドラァグクイーン

華やかで、挑発的で、どこまでも自由。ドラァグクイーンは、衣装とメーク、そしてパフォーマンスを通じて、性の境界を軽やかに越え、自らの存在を鮮やかに表現する。そしてニューヨークは、世界でも屈指のドラァグカルチャーの都。本特集では、1980〜90年代のアンダーグラウンドシーンの歴史から、最新のショーやクラブまでを紹介し、変化し続けるその魅力に迫る。

Vol. 1318

私たち、こんなことやってます!

患者さまの歯を一生涯守り抜く、高品質で長持ちする歯科医療を目指すDental Serenity of Manhattanのチャン院長と、人と人とのつながりを大切にし、お客様に寄り添ったサポートを心がけるCOMPASS不動産エージェントの石崎さんに話を聞きました。

Vol. 1317

ソーバーオクトーバー 一カ月の休肝がもたらす静かな変化

お酒をやめることは、意志の強さの証しではなく、自分の調子を取り戻すためのセルフケアの一つ。世界中で広がる「ソーバーオクトーバー(禁酒月間)」は、心身のバランスを見つめ直す、穏やかな一カ月の習慣。飲まないことで見えてくる「自分」を、少しの勇気と共に体験してみませんか。