市の保健局長が辞任市長のコロナ対策を非難 <マンハッタン>

ニューヨーク市のオクシリス・バルボット保健局長が4日、デブラシオ市政のコロナ対策に「深い失望」を表明して辞任した。5日付ABC7ニューヨークが伝えた。

同局長は4日午前に提出した辞表の中で、「保健局の専門知識が十分に活用されていない」と述べた。同局長はパンデミックが始まった3月、NYPDが50万枚のサージカルマスクを要求したことをめぐり、テレンス・モナハン警察長と「白熱したやりとり」があったと伝えられている。

同市長は、後任にNYCヘルス+ホスピタルズで指導的役割を担ってきたデイブ・A・チョクシ氏を指名。  同氏はオバマ政権でホワイトハウスフェローを務め、州や連邦保健機関で、過去6年間、上級指導者を務めた。同市のコロナ対策で中心的役割を果たしている。

               

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