強風の影響で停電一部エリアに復旧の遅れ<ウェストチェスター>

4日、熱帯暴風雨イサイアスの影響で、ニューヨーク、ニュージャージー、コネティカットの3州では、250万を超える世帯で停電が発生した。3州の電力会社は復旧作業を行なったが、12日現在まで一部で停電が続いている。12日付CBSニューヨークが伝えた。

電力会社コンエジソンは記者会見で、「ニューヨーク市では9日午後11時までに、ウエストチェスターでは10日午後11時までに、ほとんどの世帯で電力が復旧する見込みだ」と発表していた。

ニューヨーク市では約30万世帯が停電。ウエストチェスターでは多くの世帯ですでに電力が復旧したが、11日午後11時現在、1700世帯がいまだに停電している。

新型コロナウイルス感染拡大の影響による在宅勤務者の増加により、多くの人々にとって、自宅の電力復旧はさらに切実な問題となっている。

熱波の到来に備えて、空調や冷蔵庫の電源確保も不可欠であり、各電力会社は復旧に尽力している。

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