ゴルフ無観客で9月開催コロナ影響で3カ月延期 <アップステート>

全米ゴルフ協会は先月29日、ニューヨーク州ママロネックで開催される男子ゴルフのメジャー大会の一つ「全米オープン」を無観客で開催すると発表した。同大会は当初6月18〜21日に開催予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、9月17〜20日開催に延期が決定していた。先月29日付NBCニューヨークが伝えた。

全米ゴルフ協会のマイク・デイビスCEOは、無観客での開催について、「ファンの興奮と、彼らの存在が大会にもたらすものがないのは残念だ」と述べた。

ニューヨークのアンドリュー・クオモ州知事は、「無観客とはいえ、開催は全米のスポーツファンにとって歓迎すべきであり、われわれが活動再開する中で、日常感覚の回復を助けるだろう」と述べた。

「全米オープン」の他、今年開催のメジャー3大会では、9日からカリフォルニア州サンフランシスコで開幕の「全米プロゴルフ選手権」も無観客で開催となる。開幕が11月12日に延期された「マスターズ」は、観客の有無について検討中。

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