高架下に落下物歩行者1人が負傷 <ブルックリン>

ブルックリン区サイプレスヒルズ地区の地下鉄の高架区間で2日正午前、歩行者を線路の破片から保護するために設置されていたネットが落下し、歩行者1人が負傷した。同日付PIX11が伝えた。

ネットが落下したのは、アラバマアベニューとフルトンストリートのJ・Zラインの高架部。事故当時、修理作業が行われていたといい、負傷者は病院に搬送された。

MTAは、「許しがたい事態であり、事故について調査中」と語り、「再発防止のための措置を徹底的に検討している」と述べた。

2019年、地下鉄の高架区間で歩行者数人が金属片の落下により負傷する事故が発生したため、MTAは数百万ドルをかけて、落下物から歩行者を守るためのネットの設置を計画した。

ニューヨーク市交通局のアンディ・バイフォード局長は、「高架区間の線路は、変化の激しい天候にさらされて老朽化が早まっている」と指摘し、「線路の構造についての精力的な調査を続けていく」と述べた。

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