連邦判事の息子を銃撃 容疑者は自殺した弁護士か <ニュージャージー>

ニュージャージー州ミドルセックス郡ノース・ブランズウィックで19日、連邦判事の家族が自宅で銃撃され、判事の息子が死亡し、夫が負傷する事件が発生した。20日付PIX11が伝えた。

銃撃を受けたのは、同州連邦地方裁判所のエスター・サラス判事の息子ダニエルさん(20)と、夫で弁護士のマーク・アンダールさん。ダニエルさんは死亡が確認され、アンダールさんも負傷した。サラス判事は地下室におり、負傷しなかったという。

捜査関係者の話によると、「銃撃犯人はフェデックスの配送員を装っていた」と話し、FBIは容疑者として、弁護士ロイデン・ホランダーを捜査。同州サリバン郡のルート17の車の中で、配送員のシャツを着た同容疑者の自殺遺体が発見された。銃撃の動機については発表されていない。

同判事が議長を務める予定の裁判には、児童売春で有罪となった故ジェフリー・エプスタイン被告ら「リスクの高い」人物の口座監視を巡った、ドイツ銀行に対する集団訴訟がある。

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