1週間のNY近郊の
ブルックリン区キャロルガーデンで1日、構造上の問題のため建設工事の中止を命じられていた3階建てのスポーツジムが倒壊し、路上ががれきの山となった。同日付PIX11が伝えた。
同地区のユニオンストリートとコートストリートの交差点付近に設置されたビデオでは、建物は午後4時40分ごろに倒壊したことが確認できる。
建物ではジム「ボディ・エリート」が営業していたが、ニューヨーク市のコロナウイルスの感染防止ガイドラインにより、同ジムは閉鎖していた。同ジムのセールスマネジャー、ロディ・エバンスさんによると、通常だと60〜70人がジムにいた可能性があったという。
救急医療班のリリアン・ボンシニョール班長によると、1人が倒壊により軽傷を負った。
市建築局によると、「がれきの山のさらなる崩壊の危険はない」とし、建物の完全な解体を命じた。
同建物は建築法違反のため、6月10日に建築作業の部分停止命令が同局により出されていた。