市警予算を10億ドル削減 市庁舎前の抗議運動を経て <マンハッタン>

ニューヨーク市議会は先月30日夜、NYPDの予算10億ドル削減を盛り込んだ2021会計年度予算を可決した。予算規模は、880億ドルとなった。1日付CBSニューヨークが伝えた。

市庁舎前では、警察予算の削減を求める抗議運動が数日前から行われており、バリケードを築くも警察に撤去され、数人の逮捕者が出た。デモ参加者らは、「NYPDの予算削減は会計操作であり、実質的な削減ではなく、新規雇用凍結が実現しなかった」と不満を表明した。

コーリー・ジョンソン市議会議長もデモ隊の主張を支持し、今回の予算案可決は「始まりにすぎない」と、ツイッターに投稿した。

NYPDの予算から削除された4億ドル超は、夏の青少年プログラムや教育、社会事業などに充てられる。

同様に、5億ドルが青少年レクリエーションセンターや、市公営住宅の高速通信回線の拡大などに充てられる。また、学校の安全監督業務やホームレス支援などの警察が行ってきた業務を、市の他部門に振り分ける。

関連記事

NYジャピオン 最新号

Vol. 1094

音は続くよ、どこまでも

音を楽しむと書いて「音楽」と読むがまさに今、長く続くコロナ禍で音楽が心の支えとなっている人も、多いのではないだろうか。  今号では、コロナに負けず活動を続けるミュージシャンたちを一部だが紹介していく。オンラインはもちろん、直接鑑賞できる機会も紹介。聞いて感じて、あなただけの癒やしの音を手に入れよう!

Vol. 1093

暮らしのトラブルに強くなる!

水道詰まり、ネズミ被害、家賃交渉——他の人が経験しているあれこれ、自分に降りかかった時のことは考えてる? 今号は、住居にまつわる意外と忘れがちな自衛対策を紹介。

Vol. 1092

寒い冬だからこそあったかスープで芯まで温まりたい!

寒さの厳しいニューヨークの冬には温かいスープを! 外食規制のある現在、家で作れるスープレシピをマスターするも良し。オススメのスープのテークアウトもよし。寒い冬を乗り切ろう!

Vol. 1091

創作の世界「縫う、編む、織る人々」

刺しゅう、手芸、編み物、キルト、洋裁、和裁……。布と糸を使った創作は幅広いが、今号は、オーダーメードで制作するアーティストや教室で教える講師の「縫う、編む、織る」作品にフォーカス。オリジナル作品をオーダーしたり、自宅で実際に作ってみたりしながら、創作の世界を感じてみよう。