ロマンス詐欺で2人起訴 600万ドル以上の被害 <ニュージャージー>

ニュージャージー州バーリントン郡で先月23日、国際的な出会い系の偽サイトを通じてロマンス詐欺に協力したとして、メープルシェードに住む夫婦が起訴された。同24日付NBCニューヨークが伝えた。

マーティン・フライデイ・イナレグウ被告(31)およびスタインシー・マシュー被告(24)は、出会い系サイトに偽プロフィールで登録。利用者から総額600万ドル以上をだまし取り、被害者らには、送金した金銭をあきらめるように説得したとされる。

連邦検察は、33人以上の被害者をすでに特定。被害者らは両被告に直接送金した310万ドルを含め、総額で600万ドル以上を詐欺の共謀者に送金している。

検察によると、両被告は2016年10月から先月までの間に得た金を、個人的な支出に費やしたり、管理する他の銀行口座に振り替え、ナイジェリアとトルコの共謀者が保有する銀行口座に資金移動したという。両被告は、同23日に電信詐欺、メール詐欺の罪で起訴され、出廷した。

関連記事

NYジャピオン 最新号

Vol. 1240

今年のセントパトリックデーはイル文化を探索しよう

3月17日(土)のセントパトリックデー(Saint Patrick’s Day。以下:聖パトリックデー)が近づくとニューヨークの街中が緑色の装飾で活気づく。一足先に春の芽吹きを感じさせるこの記念日は、アイルランドの血を引く人にとっては「盆暮れ」と同じくらい大事。大人も子供も大はしゃぎでパレード見物やアイリッシュパブに出かける。聖パトリックデーとアイルランド魂の真髄を紹介する。

Vol. 1238

どうする? 今年のサマーキャンプ

ニューヨークも少しずつ春めいてきた。そろそろ夏休みの計画が気になり始める。特にお子さんのいる家庭では「サマーキャンプ、どうする?」といった会話が食卓でも上るのではないだろうか? 大自然の中で思いっきり身体を使うお泊まりキャンプから、ニューヨーク特有のリソースを利用する市内のデイキャンプまで選択肢は山ほどある。どうやったら2カ月を超える長い夏休みを子どもが退屈せず、かつ、親のストレスなく過ごせるか? サマーキャンプ選びのヒントを集めてみた。