ライカーズ島で脱走未遂 川に飛び込んだ男を即拘束 <ブロンクス>

18日午後12時半ごろ、ブロンクス区ライカーズ島の拘置所で、収監者の1人がレクリエーションの時間に脱走を試みて、イーストリバーに飛び込んだが、職員2人によってすぐに引き上げられた。同日付ABC7ニューヨークが伝えた。

暴行容疑で収監されている37歳の男が同日、フェンスをよじ登って川に飛び込んだところを、警察犬部隊に所属する男性職員2人が走って追い掛け、すぐに川に飛び込んで身柄を拘束した。職員2人にけがはなく、脱走を試みた収監者は、地元の病院に搬送されたという。

市矯正局のエリアス・フサムディーン刑務官組合長は、脱走を阻止した職員のラリー・マッカードルさんとグレゴリー・ブラスカさんの、自らの安全を顧みない英雄的な行動と迅速な決断を称賛した。

当初の発表では、別の収監者が脱走に関与したとされたが、後に発表は修正された。

矯正局は現在、どこでセキュリティー侵害が発生したかを調査中で、将来の脱走を予防するため、対策を検討している。

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