路上に「BLM」描く 新たな市計画も発表 <ブルックリン>

ブルックリン区ベッドフォード=スタイベサントの路上に14日、「ブラック・ライブズ・マター(黒人の命は大切だ)」と黄色で大きく描かれたパブリックアートが出現した。路上に描かれたものではニューヨーク市初となる。4日付NBCニューヨークが伝えた。

同地区にある、ビリー・ホリデイ劇場のインディラ・エトワルー芸術監督がまとめ役となり、芸術家や地元ボランティア数十人がフルトンストリートに集まって、13日から14日の週末に制作を行った。

この制作では、「ブラック・ライブズ・マター」の文字に加え、米国内で人種差別的な殺人の被害者となった人々の名前が、多数描かれた。

彼らに敬意を表して、地元市会議員は、フルトン・ストリートの数ブロックを歩行者天国にするよう、政府に働きかけている。

9日には、市庁舎付近をはじめとする市内5区全区の路上に、「ブラック・ライブズ・マター」の文字を描く市の計画を、ビル・デブラシオ市長が発表している。

               

バックナンバー

Vol. 1318

私たち、こんなことやってます!

患者さまの歯を一生涯守り抜く、高品質で長持ちする歯科医療を目指すDental Serenity of Manhattanのチャン院長と、人と人とのつながりを大切にし、お客様に寄り添ったサポートを心がけるCOMPASS不動産エージェントの石崎さんに話を聞きました。

Vol. 1317

ソーバーオクトーバー 一カ月の休肝がもたらす静かな変化

お酒をやめることは、意志の強さの証しではなく、自分の調子を取り戻すためのセルフケアの一つ。世界中で広がる「ソーバーオクトーバー(禁酒月間)」は、心身のバランスを見つめ直す、穏やかな一カ月の習慣。飲まないことで見えてくる「自分」を、少しの勇気と共に体験してみませんか。

Vol. 1316

知りたい、見たい、感じたい 幽霊都市ニューヨーク

ハロウィーンまで残すところ3週間。この時期なぜか気になるのが幽霊や怪奇スポットだ。アメリカ有数の「幽霊都市」ニューヨークにも背筋がゾッとする逸話が数え切れないほど残っている。こよいはその一部をご紹介。

Vol. 1315

ニューヨークの秋 最旬・案内

ニューヨークに秋が訪れた。木々が色づきはじめるこの季節は、本と静かに向き合うのにぴったり。第一線で活躍する作家や編集者の言葉を手がかりに、この街で読書をする愉しさを探ってみたい。